野田藤の紹介

フジ(ノダフジ

 

英名 Japanese Wistaria

学名 Wisteria floribunda DC.

双子葉植物 離弁花類 マメ科 フジ属
落葉低木 樹高5~10m 走茎
花期  5月、6月
花 総状花序 花序の長さ30~90mm 

    蝶形花  紫色・淡紫色
特徴  豆果 果皮固く種子形状扁平
原産地 日本

ノダフジは標準的に呼ばれる和名。
日当りのよい山野に見ることのできる落葉低木のつる性植物でつるは

右巻き。
花には特有の芳香があり、鑑賞用にも栽培され棚仕立てや垣仕立てで

植えられることが多く、庭木だけでなく昔から盆栽や鉢花としても利

用されている。
花は紫色の他に白・青・桃色などもあり、伸びた花穂の根元部分から

先に向けて順に開いてゆくのが特徴。
日本のフジの別種にはヤマフジもあり、これは左巻きのつるで花穂も

少し短く、伸びた後いっせいに開くのが特徴の種類。中国、アメリカ

産のものも数種みられる。

 

吉野の桜か野田の藤

このように全国で親しまれている野 田藤ですが、ここ大阪福島区では

別な意味でさらに親しみをもってむ かえられています。それは、

この植 物の和名ともなっている「ノダフジ」 の「ノダ」とはこの地区

の野田の地 をさすものであり、約600年前の貞治3 年(西暦1364年)

に当時の将軍 足利義詮が来遊した際、この時のこと を読んだ「いに

しえのゆかりを今も むらさきに ふじなみかかる野田の玉川」という

和歌で有名になったと されています。
この時の藤は、玉川1丁目にある春日 神社前にあったもので、ここに

「野田の藤跡」の碑があります。

これ以後も「野田ふじ」は「吉野の桜か野田の藤」とたたえられ、太

閤秀吉 なども来遊しました。
現在では平成741日に区の花として制定され、福島ライオンズクラ

ブの手で少数残存している原木からの移植や繁殖が試みらています。

 

藤庵の庭

野田藤発祥の地、春日神社に 程近くの旧家・藤家の屋敷は別名、藤波

庵又は藤庵と呼ば れ、古くは将軍足利義詮や太 閤秀吉が玉川へ来遊

の際に立 ち寄った所です。
この藤庵の庭も昭和30年代の 新なにわ筋の道路計画地とな り、取り

壊されることになり ましたが区内の下福島公園内 において、昭和48

年にこの庭 を移転・復元されました。近 年において、「野田藤」は

勢が衰え、枯死寸 前の状態になっていましたが 藤家と福島ライオ

ンズクラブ の協力で同庭に残 存していた原木を移植して、昔の藤庵

の面影を再現しています。

 

「野田藤のホームページ」

http://www2u.biglobe.ne.jp/~nfuji/

野田藤についての詳細な情報が満載です。ぜひ、一度ご覧下さい。

大阪福島ライオンズクラブは、「野田藤」の育成に力を注いでいます。

 

野田藤の紹介